スカイロックトレイルって?浅間山の北面を歩けます

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現在、浅間山は噴火レベル2のため、南面からアプローチして外輪山の黒斑山までしか登れません。

しかし、北面には鬼押出し溶岩の上に上ることができるコースがあります。
そのコースが「スカイロックトレイル」です。

今回は、そのコースについてお伝えします。

この記事を書いた人-nonbirisan

こんにちは。登山ガイドやジオパークに関連する仕事をしている安部です。山歩きを本格的に始めたい方から新たな山にチャレンジしたい方までのガイドを行っています。ぜひお問い合わせください。

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どこにあるの?アクセスは?

浅間山北麓ビジターセンターが登山口となっています。

<Googlemap>

車利用の場合
上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから約1時間
関越自動車道  渋川伊香保ICから約1時30分間

バス利用の場合
浅間山北麓ビジターセンターへの直通バスや路線バスは通っていませんが、近くの鬼押出し園のバス停留所で下車後、徒歩10分で到着します。

浅間山北麓ビジターセンターから浅間山の北面へと入っていきます。

コースの紹介

時間:約5時間
距離:約6km
高低差:約300m

コース上の見どころ

浅間山北麓ビジターセンターで受付をして、ここらから歩き始めます。

少し上がると浅間山の雄姿が目の前に…
これから向かう鬼押出し溶岩の姿もくっきりと見えます。

本格的なスカイロックトレイルはここから。
木製の衝立にはクマが壊した跡が残っているます。
熊鈴を鳴らしながら歩きましょう。

西暦300~400年ころの噴火の痕跡や新しい森を感じながら高度を上げていきます。
秋の雰囲気と青空が気持ち良いですね。

風穴が現れました。
汗ばむ身体にひんやりとした空気が癒しです。

右には鬼押出し溶岩、左には上の舞台溶岩が迫っています。
中央の梯子を上って舞台上に上がっていきます。

最後の梯子。
もうひと踏ん張りで絶景がお出迎えしてくれるはず。

いよいよ大きく展望が開けます。
かつて溶岩や火砕流が流れた部分は、広い高原に…。
そして正面の草津白根山、左方の四阿山とご対面です。

植生の変化を楽しみながら、鬼押出し溶岩が間近に見られるところまで歩きます。

ナナカマドの実がたくさん実っていて、あちらこちらが真っ赤ですね。

溶岩や溶岩に生える低木などを観察しましょう。
これはガンコウラン。

鬼押出し溶岩が間近に迫るところで休憩タイム、浅間山がぐんと近くなっています。
とても小さなカラマツの幼木がたくさんあって、珍しい風景を目にすることができます。

遊歩道の両側は幼いカラマツの林、そして
奥の黒い壁は溶岩です。

標高を下げると木々は大きく育ってきていますね。
さらに下って、ビジターセンターへと戻ります。

コース上の注意点

途中には長い梯子がありますが、両手両足を使ったり、両脇のロープをしっかり握ったりしてゆっくり登ります。

危険箇所はありませんが、足場が悪い箇所もありますので、ハイキング用のシューズなどを履きましょう。
また、風が強い場所もありますので、防寒用の上着を持ちましょう。

料金等

・このコースを歩くには、浅間山ジオパークのガイドの同行が必要となります。
 申し込みは、浅間山ジオパーク推進協議会(スカイロックトレイル)で受け付けています。
 また、ガイド代16,500円(7人まで)がかかります。

・他に、浅間山北麓ビジターセンターの入場料1人1,000円がかかります。

(例:5人で申し込みの場合は、1人あたりのガイド代3,300円と入場料1,000円の合計4,300円です)

溶岩台地に再生されつつある若い森を見に行きませんか。

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