群馬県の紅葉と新緑のスポット「吾妻峡」と「八ッ場ダム」
八ッ場ダムの壮大な景観を堪能し、エレベータで渓谷に下りると、新緑に囲まれた吾妻渓谷が待っています。
ここは、整備された遊歩道が設けられ、ハイキングというよりは散策という感覚で気軽に歩けます。
今回は、おすすめコースと駐車場やトイレの情報についてもお伝えします。
コース概要
八ッ場ダム → 吾妻峡八ッ場駅下の遊歩道 → 紅葉台橋 → 鹿飛橋 → 樽沢トンネル → 八ッ場ダム
時間: 約2時間
距離: 約2km
高低差:約100m

この地図は、なるほど!やんば資料館でもらうことができます。
吾妻峡コースの全容地図はこちら(東吾妻町のHPから)
アクセス・駐車場・トイレ情報
アクセス
(Google mapから)
東京方面から、渋川伊香保ICから約60分
新潟方面から、沼田ICから約60分
ここからは草津温泉が近いので、観光にはとてもよい場所に位置しています。
駐車場
八ッ場ダムには、100台以上駐車できる無料駐車場があります。
駐車可能な時間帯は、9:00~17:00です。
(上記以外の時間は、ゲートが閉まっていて入場できません)
トイレ
八ッ場ダムの玄関口「なるほど!やんば資料館」には、綺麗なトイレがあります。
また、散策路の途中には「旧熊の茶屋」前にも公衆トイレがあり安心です。
(冬季など閉まっていることもありましたので、時期により使用できない場合があります)
コースの見どころ

まずは八ッ場ダムの展望台へ
ターコイズブルーの八ッ場あがつま湖が広がっています

八ッ場ダムから下流方向を見下ろすと放流が見えます
また、この高度感に「ひえ~」っとすくんでしまいます

そして、目の前には吾妻峡
川の流れが気持ちよさそうです
下に見える遊歩道へ行きましょう

さきほど上から見えた遊歩道でダムを振り返ってみます
自然豊かな場所に大きなダム堤体のミスマッチさが、不思議な感覚をもたらします

いよいよ、渓谷の下まで下りていきましょう
「紅葉台」の標識に従って下ります

少し下ると、つり橋が見えてきました
下からはさらに新緑が美しく見えます
この辺りは、シデやコナラが多いですね

紅葉台橋からの吸い込まれそうな景観
若葉台から紅葉台までを「八丁暗がり」といい、吾妻峡で最も川幅が狭い場所です
この青さがたまりません

コース上には、つり橋や展望台など、わくわくする場所も豊富です

お花は少なめですが「タチツボスミレ」の可愛らしさで癒されます

白色の変異種
珍しいですね

鹿飛橋を渡って戻りましょう

シカは飛べませんが、鹿飛橋の川幅も狭いです
この青さも見納めになりそうです

遊歩道から旧国道に上がると、旧吾妻線の日本一短いトンネル7.2m(当時)が見えてきます

旧国道を八ッ場ダムへ戻ります
下から見上げる八ッ場ダムも圧巻です
(放流を見たり、八ッ場うどんを食べたりとゆっくりできます)
コース上の注意点
危険箇所はありませんが、コースの一部は、土の道になっているので、スニーカーなどの靴が適しています。
美しい川の流れを眼下に見ながら、つり橋を渡ったりと自然を堪能することができ、紅葉の時期だけでなく、春や初夏の時期にもおすすめです。
ぜひ、一度歩いてみてはいかがでしょうか。
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